2009年12月22日

劇団プロフィールH 大法寺さん依頼公演

*2007年9月29日(土)*

上演作品: 「見果てぬ夢」
日時   : 2007年9月29日(土)午前10時開演
場所   : 神戸西代 大法寺・本堂

この年、3月での香風寺さんでの依頼公演が
信者さんの間で大変評判になったようで、
同じ宗派の神戸布教区・婦人連絡会「女性の集い」
での集まりでも、「見果てぬ夢」をもう一度上演してほしいと
いううれしい依頼が舞い込んだ。

私たちは喜び勇んで下見に出かけた。
こういう反響をいただくのは本当に活動を続けていくのに
励みになるものだ。

今回は本堂の舞台として使える場所も少し広かった。
そのかわり信者さんも200名は集まるという
規模も大きくなった。
また、採寸し、図面を作り、思案を重ねた。
またまた問題になったのは、
ラストシーンでマーガレットの花が空から
降ってくる最大の見せ場だ。
最後の最後に観客を夢の世界にいざなう大事な場面だ。

ムムゥ〜〜・・・
天窓はないか・・・
本堂の舞台に使う場所は天井も低い。
ムムゥ〜〜・・・
仕込みが見えてしまってはミモフタもない。

こうしよう!
あ〜しよう!
と活発に意見が出て、
試作品をつくり稽古で試す。
こういうことはほんとにおもしろいわ〜!
みんなのアイデアのおもしろいこと!
そして最終的にマーガレットの花の茎を
太いチューブにつなぎ、
それを舞台袖まで這わして、袖幕の中から、
みんなでつぎつぎと息を吹いて
花を降らせるという方法にたどり着いた。

依頼公演ならではの苦労であり、同時に醍醐味だ。

婦人会といっても、観客には男性もまざっている。
今回もぎっしりぎゅうぎゅうづめの客席(本堂)からは
笑い声、すすり泣きの声、
不自由な姿勢にもかかわらず、
最後まで熱心に舞台を鑑賞してくださった
やさしい信者のみなさま。
ありがたくて涙がでそうになった。
私たちの喜びが観ているかたの喜びになるのだ。
演劇ってなんて不思議な作用をするものか。

「見果てぬ夢」は計4回公演したが、
私自身はこの大法寺さんでの公演が
一番出来がよかったのじゃないかと思っている。

今回もかけがえのない経験をさせてもらった。
いつも必ず舞台を観てくださるかたの心に届くような
芝居作りをしなければいけない!
思いを新たにした貴重な公演であった。

しか〜し、
パソコンの資料の中に
大法寺さんでの公演記録の写真がな〜い!!!
なんでや!?

みなさ〜ん!
心当たりのある人は
すぐにアッキーに連絡くださ〜い!
posted by すずしろ at 00:00| Comment(0) | 劇団プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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