2009年12月21日

劇団プロフィールI 第2回本公演、並びに 「MAKE A WISH TO BROADWAY」企画を発表

*2008年2月24日(日)*

演目: 「煙が目にしみる」
日時: 2008年2月24日(日)
     1回目: 午前11時開演(10:30分開場)
     2回目: 午後 2時開演(13:30分開場)
場所:箕面市立メイプルホール・小ホール
入場料: 無料

劇団の第2回目の本公演の演目には
思い出深い初舞台の作品「煙が目にしみる」を選んだ。

劇団の十八番であるこの作品をちゃんとホールで
やってみたいという思いもあったし、
団員も相当に入れ替わり、キャストも新たにできる
新鮮味もあった。

早いもので劇団誕生から丸3年が経ち、
活動も4年目に入っていた。

試演会ではできなかったラストシーンの桜吹雪を降らせたり、
場転もスムースにいくように道具を作り直したり、
照明だって本格的にできるし、やっぱりホール公演は
仕上がりが違う。

一期生には馴染みの作品でも
二期生にとっては緊張でどきどきの初舞台であった。
でも、全員が初舞台だった3年前とは違い、
劇団の3年間の経験が舞台にもじょじょに反映してきたのじゃないかと思う。


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本番当日は珍しく大雪が降り積もり、
朝窓を開けたときには、
「あ〜これでは、お客さまはだれも来ていただけない・・」
とがっくりきたが、すずしろの熱心なフアンで早くから
席は埋まった。 ありがたいなあ〜


さあ、はじまり、はじまりイ〜!

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イヨッ! 千両役者!

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つぎつぎと登場人物が・・

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絶品の桂役

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熱演中

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ラストシーン

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本番を終えて、充足感が心を占める

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お疲れさまでした!


しかし、今回の公演で特筆すべきは
この公演のフィナーレでサプライズとして

「ブロードウエイ公演を予定している!」
ことを発表したことだった!

題して

「MAKE A WISH TO BROADWAY」企画

2年後のオフオフブロードウエイでの公演を
シニア劇団の壮大な夢と目標として掲げたのである。

それを聞いたまわりのみんなはびっくり仰天した。
えっ?!
そんなことができるの?!
なんの力もないシニアのアマチュア劇団が?!

私たち劇団員も最初はびっくりした。
実はこれは指導者の操先生の提案であった。
1年くらい前から操さんはシニアだからこそ
活動には余計に具体的な目標をもつことが大事だと
それも大きければ大きいほど良いとみんなに説いた。

そりゃ、そうやけど・・・
現実的なシニアたちにはそんなことができるとは思えなかった。
何でブロードウエイ? 
日本全国まわるほうが先ちゃう?

何でもミーティングで議論し意見を出し合うやりかたで
活動を続けてきたすずしろは
この提案にも何度も何度も話し合いが続けられた。

ブロードウエイ公演にどんな意義があるのん?
という正統派の意見から
何か怖いとこ連れて行かれそう?・・・
外国いっぺんも行ったことないし・・・
飛行機も乗ったことないし・・・
というビビリ派までいろ〜んな意見が出た。

そして1年ほどかかって、
この突拍子もない操先生の提案は
劇団「すずしろ」の団員たちの夢の目標へと進化?を遂げ
この企画は劇団活動の壮大な目標として
劇団員総意のもと決定された。
そして、
この本公演でサプライズとしてちらしを配った。

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操先生の熱はみんなに伝わり、
いつしか自分たちの夢へと変わっていったのだ。
「まあ、ええ死に土産になるやろ」
「あかんでもともと」
「やるだけやろ」
「なんか考えるだけで楽しいなあ〜」
などなど、
若い操先生の感性とシニアとの絶妙のコラボレーション
が想定外の活動を生んでいく。
なんだか関わってて楽しいなあ〜
そう感じれる活動へと成長しているかもしれない。

だがこの時点では企画の内容はまだ何も決まっていなくて、
企画だけが誕生した状態であった。
指導者も劇団員もなんと無謀なこっちゃ!

そして、そこから企画の内容を少しづつ進めてきて、
不思議なことになんとか一年後には目鼻が立ってきた。

「煙が目にしみる」の仕込み風景もお楽しみください。

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posted by すずしろ at 00:00| Comment(0) | 劇団プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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