帰朝報告第一弾!
ニューヨーク紀行@
10日ぶりに一晩ぐっすり寝た。心身ともにほぼ回復している。
今回の素晴らしいすずしろの体験をどういう風にお伝えしようかと悩むくらいに、
アッキーの心の中にはたくさんの感動と感謝が詰まっている。
7泊9日という短期間と思えないほどの思いが溢れている。
劇団「すずしろ」の海外初公演は大成功!
上手くいきすぎていると感じるくらいだ。
いつもいつも私がすずしろを語るときに言う言葉だが
ほんとになにも大そうなことは考えずに自分たちがやりたいからやってきた。
それが思いの外、いろんなつながりが必然のように生まれ
さらなるつながりへと展開していき、すずしろの枠を超えてつながりが
どんどんと生まれて導かれるようにNY公演へと走ってきた。
今はつくづくとすずしろにはミッションがあったのだと実感している。
それを掲げて活動を始めたわけではなかったが、
劇団「すずしろ」には自覚はなかったけど、確かにミッションがあったのだ。
それは高齢化社会におけるシニアの生き方のひとつのモデルとしての社会的使命が
すずしろのNY公演にはあったことにいまさらながら気付いている。
それがすずしろの枠をこえて多方面のエネルギーを引きよせそのパワーが
NY公演の成功を支える源泉となった。
今回このミッションを遂行するために集まったすべてのエネルギー(ご協力とご支援)
に心からの感謝をもうしあげます。
NYスタッフも入っての集合写真です。
字幕スーパーも素敵なできあがりでした。
まだ本番まえで成功がわからない時点の写真ですが、
すずしろの団員にもNYスタッフにも意気ごみと心の張りを感じますね。
今回はTheatre Arts JapanがすべてのNY公演を取り仕切ってくださり
準備を整え受け入れてくださいました。とくにMyiさんの存在なくしてNY公演の成功はありませんでした。
14年間NYで舞台芸術の仕事に携わってきて、シニアのアマチュア劇団のNY公演を2年前から真剣にお付き合いいただき、
舞台準備、宣伝、舞台監督まですべてをやってくださいました。
ご自分の仕事にたいする誇りが感じました。それはとても気持ちよくこちらに響きました。
それは仕事を超えてかれの人柄と誠意としかいいようのないものでした。彼のネットワークで集まったたくさんのスタッフのかたがたもとてもとてもすずしろのみんなにやさしく対応してくださり、
少しでも良い舞台にするために、それぞれの自分の役割を全うしようという意思と熱意に感動しました。
ありがとうございました!
(撮影:KOBAYASHI Shiho)
12日13日の舞台は夢中のうちに終わりました。
舞台直前まで体調不良の団員もいて、全員が舞台にあがれるかどうかも
確かではありませんでしたが、
結果全員が予定どおりに舞台を終えました。
上演直前の舞台袖中の緊張は並大抵ではなく、その緊迫感はかってアッキーも体験したことがないほどのものでした。
自分が確かに息をしているかどうか?確かめるための吐息が
あちこちでもれていました。
目をつぶって瞑想するひとやひとり離れて幕の後ろでセリフを確認
するひとやさまざまでしたが、
最後はみなで手を握り合い黙って目線を交わしあいお互いの信頼
を確認しました。
ニューヨーク紀行Aへつづく。