突然、台本が10行近く変更に。
せっかく覚えたセリフが…と思いながらも変更を必死に書き留めます。
怖いのは、元のセリフと変更後のセリフが混ざって、次のセリフと辻褄が合わなくなったり、次の人がどう受ければいいのか混乱してしまうこと。
これはお芝居のワンシーン……ではなく、完全に“リアル”です。
稽古が進むにつれて、求められるものはどんどん具体的に、そして厳しくなっていきます。
「このシーンの目的は?」
「このセリフの目的は?」
「何がしたいんですか?」
「目的は達成したんですか?」
「達成しなかったのなら、次はどうしますか?」
矢継ぎ早に飛んでくる問いに頭を抱えるしかなくなってしまいます。
でも、この“わからない”と向き合う時間こそが、
少しずつ舞台を面白くしていくんだと思います。
少しずつの積み重ねが、どんな作品になるのか。
ぜひ劇場で見届けてくださいね。

